ドル円観測所は、USD/JPYを公表元の一次観測データだけで読むためのデータ基盤である。予想を提供する場所ではなく、予想の材料になった観測値を、来歴ごと保存する場所である。
「160円突破か!?」は当所の語彙にない。明日のドル円を語らず、今日までの観測値だけを置く。相場観・シグナル・売買判断は、いかなる形でも提供しない。
専門家の見通しも、本日の注目材料も、緊急速報の演出も載せない。データが更新された事実だけを、更新された順に記録する。判断は、観測値を読んだあなたのものだ。
財務省・日銀・FRB・CFTC。引用ではなく原本から。派生値はすべて公開コードで再現可能にし、入力と出力のハッシュで固定する。
為替の言説は予想で満ちている。当所はその逆を張る。価格 → 金利差 → 持高 → 資金流 → 変動率 → 政策 → 介入——ドル円を形成する七層の観測値を、出典と改訂履歴ごと保存し、検証可能なまま並べる。それだけを、毎日続ける。
当所は為替介入研究所(FXIR)の姉妹プロジェクトであり、同じ規律——Don't trust, verify.——を共有しつつ、役割を分けている。
| 為替介入研究所(FXIR) | ドル円観測所(当サイト) | |
|---|---|---|
| 役割 | 研究 — 介入の発動・執行・効果を検証する | 観測 — ドル円を形成する観測値を整列させる |
| 対象 | 為替介入という個別事象(エピソード) | USD/JPYを形成する七層の一次データ全域 |
| 出力 | 研究論文(WP)・仮説・検証記録 | 観測値・派生値・カレンダー・API |
| 主張 | 仮説を立て、反証条件とともに公開する | 主張しない。観測値だけを置く |
| 接続 | 観測所の第七層(介入)が研究所の入力になる。研究所の確定判定が観測所の状態を更新する | |
当所の全レコードは VCP-DP——VeritasChain Protocol v1.2 互換のデータ来歴プロファイル(VAP Framework 準拠)——に基づき記録される。レコードは4種類:取得(dp.ingest)・観測値(dp.observe)・派生値(dp.derive)・収載方針(dp.policy)。訂正は上書きではなく、新レコードが旧レコードを supersede する。
公開されたEd25519鍵で当日マニフェストの署名を検証する。鍵とローテーション履歴は正本として公開される。
prev_manifest_hash で過去のマニフェストへ連鎖確認。OpenTimestamps のレシートで、その日に存在した事実を第三者機関なしに証明できる。
RFC 6962 準拠の包含証明で、対象レコードが当日の木に含まれることを確認する。
取得ペイロードのSHA-256を公表元の現物と照合。派生値は公開コードの当該コミットをcheckoutして再計算し、出力ハッシュの一致を確認する。
当所は、この訂正セマンティクスを備えた VAP エコシステム初のデータ来歴実装(リファレンス実装)として設計されている。
本サイトは、公表統計等の一次データおよびそこから機械的に算出した派生値を、情報提供のみを目的として掲載するものです。投資助言・勧誘・売買推奨を行うものではなく、特定の金融商品の価値の分析・判断の提供は行いません。
掲載内容の正確性・完全性・最新性の確保に努めますが、これを保証するものではありません。データの利用により生じたいかなる損害についても、当所および運営者は責任を負いません。投資に関する最終判断は、ご自身の責任で行ってください。
一次データの著作権・利用条件は各公表元(財務省・日本銀行・FRB・CFTC・EIA・総務省ほか)に帰属・準拠します。当所が生成した派生値・整形データおよび文書は CC BY 4.0 で提供します。
公表予定・公表の検知・公表元による訂正を通知します。受け取る種別は利用者が選びます。当所が「今日はこれが重要だ」と判断して送ることはありません(会則 第15条)。予想・見通し・売買シグナルは配信物に含めません。